第2次スペクタクル映画
The Matrix Revolutions(2003)
「マトリックス」シリーズ完結編の此れは
前作の謎と云うか、様々な哲学的意味を解説してくれる筈だが
未来は複雑で結局は何も解らぬままラストの戦闘場面へと。
それにしてもネオ(キアヌ・リーブ)と
エージェント・スミス(ヒューゴ・ウィーヴィング)の対決は
どちらが現実でどちらがヴァーチャルか解らぬが
片や巨大な地下ドームの中で待つ人間達へ
襲いかかる機械仕掛けのクラゲの様な殺人ロボット
それらは魚影の群れの様に隊列を組む。
此れ等のC.G.をプログラムしたのはハリウッドの
ドリームワークスで働く日本人3世の
有馬真作という人らしい。
我々日本人の同朋が活躍しているのは嬉しいが、更に
此の監督ウォシャウスキー兄弟は日本の映画やアニメに
強い影響を受けているらしく
守備側に”ミフネ”云う役名のリーダーを配置し
神風玉砕風にガンダム・スーツで暴れまくる。
顔も三船敏郎にそっくりで此れは
ウォシャウスキー兄弟のクロサワ映画へのオマージュと思える。
ともかく進んだ文明の未来社会で、人間はコンピューターに支配され
ヴァーチャルとしてしか生きられないはずだが
此の映画のコンセプト。
なんともスケール大きな話だが此れをビジュアル化
出来るのがC.Gと言うのが面白い。
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