LA・タイムスが選んだ007歴代悪役BEST-10
第7位”レッド・グラント”(ロシアより愛をこめて)
ロバート・ショウ(1927〜1978)
イギリスで殆ど無名だった彼は
ショーン・コネリーと死闘を演じた此の作品でブレイクした。
此の後「バルジ大作戦」で主演級に
「わが命尽きるとも」ではヘンリー8世役で
アカデミー助演賞にノミネートされ
「スティング」「サブウェイ・パニック」「ジョーズ」と
スターダムを駆け上がり、
「ロビンとマリアン」「ブラック・サンデー」「ナバロンの嵐」と
アクションの出来る性格俳優として活躍していた。
特に「ロビンとマリアン」で「ロシアより・・」以来の
宿敵ショーン・コネリーとの死闘は、熾烈を極め印象深い。
そんな頑丈そうな彼だったが車を運転中に
心臓発作で急死、惜しくも51歳の若さであった。
此の「ロシアより愛をこめて」には、もう一人
忘れられない悪役が居る。
番外”ローザ・クレップ”(ロシアより愛をこめて)
ロッテ・レーニア(1898〜1981)
オーストリア生まれ、
有名な「三文オペラ」の作者クルト・ワイルの妻で
ミュージカル女優であった。
その「三文オペラ」の映画化にも参加
「ローマの哀愁」でアカデミー助演賞候補にも成り
此のスペクターNo.3の幹部の殺し屋
ローザ・クレップ役が映画出演3作目であった。
先のロバート・ショウのミゾオチを
メリケン・ナックルで強打
オリエント急行内で靴の先に仕掛けた毒針で
ボンドを襲うシーンは
当時、彼女は65歳だった筈だが迫力があった。
007マニアの間で彼女は人気が有り
記念した腕時計まで出ている。
3時の所がロシアのマークに成っている。
欲しいな〜(笑)
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