2014年バレーボール女子世界選手権
いよいよ今日からイタリアで始まる此の大会。
運の良い事に日本はプール-Dで
ブラジル、アメリカ、ロシア等の強豪とは
戦わないで済むから
まずは中国、キューバに勝てば準々決勝までは進むだろう。
いや今の全日本女子はWGPの決勝で破れたものの
ブラジルに次いで世界ランキング2位
何としても勝ちたいと彼女達は思っているに違いない。
監督・真鍋政義は新戦術”ハイブリッド-6”を
まだ60%の完成度と云っていた。
確かにそうだろうWGPでは、その鍵を握っていた
多方向からスパイクを決めるアタッカー達のメイン
スコーピオン=迫田さおりが怪我で使えなかった。
それでも銀メダルなのだから上等だ。
Vリーグが終わってから招集された全日本メンバーは
新戦術をトルコ、香港と実試合で負けながら
学んで覚えて行ったのだ。
どの国もやっていない新しいバレー”ハイブリッド-6”
実は男子バレー やビーチバレーからヒントを得たもの。
全日本女子に欠けているのは背の高さ
その高い世界の壁の隙間を作って点を取る。
つまり相手にブロックの的を絞らせない攻撃
此れは一人では出来ない、チームワークのみ。
幸い今の全日本は木村沙織をキャプテンとして纏まっている。
それに長岡望悠、石井優希、江畑幸子とスパイカー陣も豊富だ。
そしてレセプション=サーブレシーブには
世界一のリベロ佐野優子が居るし
第二のリベロとも云うべき新鍋理沙に
勿論、攻撃守備の天才・木村沙織が居る。
ブロックではセッターのルーキー宮下遥がミドル並みだ。
ミドルの要、荒木絵里香も子育てから復帰したし
栗原恵も現役継続、彼女の長身と試合経験を生かし
ブロック要員としてセンターに置きたい。
此れに私好みの美貌からではなくセッターに転向した
狩野舞子が加われば”鬼に金棒”世界一も夢ではないと・・・。
もともと狩野はアタッカーだったから
久光の中田久美は全盛期キューバのツー・セッターを
仕込んでいると最近の試合から推理した。
さて今夜の試合中継は民放TBS深夜
暫くは寝不足の日々が続きそうだが
頑張れ日本女子バレー!
相手が世界ランキング31位の
返信削除アゼルバイジャン、格下だし
まあ全日本のメンバーを確認しようと
夜更けまで起きて観ていたが
立ち上がり石田の連続サーブポイントで
突き放しストレートで勝てると
思っていたら名前も聴いた事の無い
2m近い男みたいなアタッカーに
翻弄されフルセットの上、まさかの敗戦スタート。
”ハイブリッドー6”が機能しない。
長岡、石井投入も効果なし
う〜ん、どうした全日本女子?
ミスジャッジの多いアワェイとはいえ
此のイタリア世界選手権は前途多難だな。