2014年6月16日月曜日

ブルース・ウィリス出演集
ひと昔前なら禿げたヒーローは
ショーン・コネリーが代表だったが今はコイツとか
先日紹介したジェーソン・ステイサムが出て来た。
ハンサムで、やたら強いという此れまでのアクション俳優より
少し恰好悪いくらいの方が人間味が出て
観客は感情移入し易いのかもしれない。
「なんで又俺が・・・」と云いつつ事件に巻き込まれる
「ダイ・ハード」のジョン・マクレイーン警部は
妻に愛想をつかされ別居中。
タフではあるが、仕事熱心過ぎるのだ。
そんな間抜けなキャラクターが人気を呼びシリーズは
現在5作まで続いている。
頭は、シリーズを追うごとに、どんどん禿げて行き
今は見事にスキン・ヘッド。
此れが功を奏してか年齢(59)を感じさせない。
(かく言う私も、真似して年齢不詳だが)
彼が今でも第一線で活躍しているのは丁寧な役選び
「パルプ・フィクション」や「ジャッカル」の様に
たとえ脇役や悪役でも脚本が良ければ出演する。
「オーシャンズ12」など”遊び”でカメオ出演までしている。
ぞれでも「ノーバディーズ・フール」等はチラッと
出ただけなのに印象に残る良い芝居をしている。
つまり、ちゃんと人間味の出せる役を選んでいるという事。
あるいは彼くらいになると脚本を書き直させているかもしれない。
さすがに「シックス・センス」は天才子役の
ハーレイ・ジョエル・オスメント少年に画面は浚われたが
それでも彼のシリアスな演技も高く評価された。

彼はドイツ系アメリカ人の息子として生まれ
高校卒業後、警備員や工場労働者として働き
私立探偵をしていたキャリアから
TVシリーズ「こちらブルームーン探偵社」に抜擢され、人気が出た。
しかし何と云って彼をトップ・スターにしたのは
「ダイ・ハード」シリーズ。
男は”見かけ”じゃない!頑張れば
禿げていてもハリウッドの大スターになれるという事を
実践している。
まあ、デビー・ムーアには逃げられたが(笑)

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