市川雷蔵と勝新太郎
当時は”カツライス”として黄金期の大映を背負って居た
此の二人の俳優は映画界全体の衰退とともに消えて行った。
特に市川雷蔵は体調を崩し無理をしながら出演したのが
祟って38歳で夭折した。
「眠狂四郎」「忍びの者」と時代劇、「陸軍中野学校」
市川崑監督で「ぼんち」「炎上」「破戒」の文芸作と
人気と実力は勝新太郎と見事に二部していた。
その勝新太郎だが「不知火検校」で白塗りの二枚目を止めて以来
「座頭市」「悪名」に「兵隊やくざ」とシリーズを抱え
ギリギリまで大映を支えたが雷蔵というライバルが消えた後は
”暴走”し、共に役者バカとして生き急いでいたように
私には思える。
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