2013年11月2日土曜日

TVシリーズ "NIKITA "ニキータ”シーズン-3
BSで放映している此のシリーズは以前も紹介したが
オンエアより先の”シーズン-3”がレンタル屋で出ていた。
TVドラマをDVDで借りて観る事など滅多に無いが
此のシリーズだけは早く、次が観たいと借りた。
果たして、その出来は?
此のシリーズを観ている方ならシーズン-2までの
経緯を御存意だろうが
政府が影で、暗殺者を育て、政府に都合の悪い人間を
消してゆく組織から逃げ出したニキータという女殺し屋の物語。
前シリーズで、その組織のボスを殺し、自由に成ったはずの
彼女だが、今度のシリーズでは、その組織に戻り
まだ殺しを続けている仲間を連れ戻しに行くという
ややこしい関係に成っている。
つまり、白土三平の「カムイ外伝」の、抜け忍が抜け忍を追うのと同じだ。
それでも今度の敵のボスが以前のシリーズで
ニキータに殺人技術を教えた女教師”アマンダ”
(映画は悪役が強い程、面白い!の定説通り、なかなかの適役)
に成っているので、話にはスンナリ入って行ける。
それにしてもニキータを演じるポーランドとベトナムのハーフ
マギー・Q(元・資生堂モデル)に貫禄が出て来た。
第一回から観ていると、だいぶ化粧が濃くなってはいるが
その美貌とスタイルは衰えていない。
スーパー・モデルとして世界を飛び回っていた彼女だから
普段、それなりの体型維持の努力をしているのだろう。
此のドラマでは蹴るの、殴るの、飛ぶのとアクションばかり
半端じゃ出来無いからスタミナも必要だ。
そんな楽屋落ちはともかく
此のシリーズ、とにかく脚本が巧い。
今のI,T技術を酷使した敵味方入り乱れての
情報収集(ハッキング合戦)は先のオバマのドイツ首相
盗聴事件のそれに似て現実的で面白い。
どんなコンピューターにもアクセス出来るハッカーも居て
近未来的な世界が楽しめる。
そしてキャスティングは、世界中を駆け回る話だから
多民族国家アメリカらしく
東欧系、アラブ系、アジア系と様々な人種が登場するが
それぞれキャラクターがしっかり描かれているので
観る方は意外に混乱無く判り易い。
映像のクオリティは、毎回1時間ながら、本編以上。
スケールは劇場公開して大画面にも耐えられる迫力だ。
まだ”シーズン-3”のDVD3本で、6回分を観ただけだが
それでも6時間観た事になる。
後8本もあるらしいから大変だ。
もうすぐ全日本女子のグラチャン・バレーも始まるし
当分、寝不足が続くな(笑)。

0 件のコメント:

コメントを投稿