ラッキー!
落語の”火炎太鼓”の例を挙げるまでもなく
世の中で物の価値は、人によってだいぶ違う様だ。
頼まれて図書館に本を借りに行ったら
入口に中古レコードが山積みになっていた。
台東区の図書館が、もう不要と手放したらしい。
邦楽、洋楽には興味は無かったが
映画音楽の箱は宝の山
神田の中古レコード屋で高価な値札が付くものが
「ご自由にお持ち帰り下さい」と。
ジェジェジェ〜ッである。
手前の赤いジャケットはエンニオ・モリコーネの
初期の作品「マルコ・ポーロ」のサントラ
幻の名盤として恐らく中古でも3万円は下るまい。
クイーンが主題歌を歌った「フラッシュ・ゴードン」
此れも幾らの値を店主は付けるだろう。
デヴィット・ボウイとパット・メセニーが組んだ
「コードネームはファルコン」と
マニアなら喉から手が出る程欲しい物ばかり
何よりCDで発売されていない貴重盤なのだ。
清水ミチコは、ひろう・あたる・もらう、という
言葉が好きと云っていたが
”ひろう”は持ち主に返さなきゃ後生が悪いし
”あたる”は、そもそもクジを買わなくては始まらない。
此の様に只で”もらう”ものが私はイチバン嬉しい。
此れをレコード・プレイヤーとパソコンを接続
音源をデジタルに変換して、I-Tuneに取り込んで楽しむ。
年末・正月忙しく成るな。
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