2013年2月4日月曜日


2013.2.4 NEWS
昨日のVリーグの中継は久光製薬と東レ
両チームにロンドン・オリンピックで活躍した選手が居るので
流石に見応えが有った。
木村沙織がトルコに移籍し、エースを欠いた東レがどこまで
久光に食い下がれるかがポイント。
その分まで私が!と張り切るキャプテン荒木絵理香の気迫が凄かった。
現在、彼女はサーブ・ブロック、アタックとリーグ1位の3冠王。
荒木絵理香(東レ)
そしてリーグ前半、怪我で出場出来なかった迫田さおりが
文字通り木村の代わりのエースとなって跳んで打ちまくる。
相変わらず彼女のジャンピング・フォームは美しい!
迫田さおり(東レ)
それに対して久光は銅メダリストの新鍋理沙が立ちはだかり
レセプションは勿論、昨日はバック・アタックに
ネット際でも打ちまくり、やはりロンドンは目立たないが彼女の力が
有ってこそと再認識した。
新鍋は性格は地味だが、勝負強さは高橋みゆきに似ている。
新鍋理沙(久光製薬)
勝負はフルセットに縺れ込む大混戦となったが
前回、紹介した久光のルーキー長岡望悠(ミュウ)が
更に成長著しく、迫田vs長岡のエース対決と成った。
長岡望悠(久光製薬)
長岡はサウスポーの利点を生かした速い攻撃が武器だ。
セッター古藤の巧いトスで気持ちの良いようにスパイクが決まる。
一方、東レには高田ありさ、宮田由佳里という巧者は居るものの
大砲は迫田さおりしか居ないから攻撃は読まれやすい。
久光のセンター岩坂、平井を使った変化の有る攻撃に
ブロックの的を絞りきれなかった東レが最後に破れた。
しかし此の試合、歴史に残る名勝負。
どちらも現在リーグでは3.4位だが観ていて優勝決定戦の様な
緊張感が漂っていた。
それは両チームのリベロ、東レの浜口、久光の座安の守備に
あの佐野優子にも勝るとも劣らない執念を感じるし
何より今の全日本女子バレーに必要な人材が躍動していたからだ。
まだまだVリーグは中盤、トップはNEC,2位は岡山シーガルスだが
恐らく上位の順番は入れ替わるだろう。
どちらにしても、その優勝旗の行方から世界で通用する選手が
生まれるに違いない。
”がんばれ!日本女子バレー”




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