Exodus - Ernest Gold(Soundtrack)
此れは1960年の映画「栄光への脱出」の主題歌”エクソダス”。
イスラエル建国を描いたオットー・プレミンジャー作品だ。
日本では映画よりも先に此の曲がヒットした。
70mm映画という事もあって
「ベン・ハー」や「スパルタカス」の様なスペクタクルを
期待したが、1947年のユダヤ人のキプロス島からの脱出劇
それに、やたら長くて(212分)当時の私には、
彼らの祖国建設への熱い想いは
全く理解出来ず、退屈したのを記憶している。
それ以来、此の曲を聴く事も無かったが
こうして改めて聴いてみると、なかなかの名曲。
世界中で大ヒットしただけにカヴァーのバリエーションが
とても面白いので短期シリーズと云う事に。
取り敢えず今日は映画のサントラから
作曲のアーネスト・ゴールドもユダヤ人。
古来のユダヤ哀愁メロディをたっぷり使い
映画のエモーションを高めている。
格好いいタイトル・デザインは
此の頃オットー・プレミンジャーとコンビを組んでいた
ソール・バスだね。
いずれ出てくると思うけど、パット・ブーンの歌詞で覚えてもんです。
返信削除パット・ブーンは自分で作詞したらしい。
返信削除やはりユダヤ人なのかな?
意外なのはエディット・ピアフが
此れをドラマチックに歌い上げているのが
なかなか。
待ち遠しい。
返信削除パット・ブーンはユダヤ人じゃ無さそうだね。
返信削除西部開拓史のヒーロー”ダニエル・ブーン”の
末裔らしいから。
それでも熱心なクリスチャンだそうだから
此の歌の作詞をしたのかな?
どちらにしてもメロディは70mmスペクタクル
聖書映画の延長だね。