ゴシックな小箱
”ゴシック”とは中世の美術形式の1つで
パリのノートルダム寺院は有名なゴシック建築である。
亡くなった建築家の黒川紀章が女優の若尾文子を口説くのに
「貴方はゴシック建築の様な方だ」と云ったとか?
まあ、そうなると何だか解らなくなるが
華麗で荘厳なイメージと私は解釈している。
此の小箱は、かれこれ30年以上も前にサンフランシスコの
露天で見付けたもの。
キラキラするボタンや徽章、そして目玉に貝殻など
細かい物が小箱の周りに処狭しと貼付いて
それは私には”ゴシック”に思えた。
バルセロナのガウディの教会もそうだったが
所謂、日本の”わび””さび”の対極にあるもの
と云うと大げさだが
チープな趣味の悪さは”キッチュ”と呼んだほうが良いかも知れない。
ともあれ中なら何が飛び出すのか、ワクワクさせる箱ではないか?
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