2019年1月5日土曜日

鯖缶定食
昨日、宇佐美に戻り後出し年賀状を刷っていたら
買物に行く時間が無くなった。
夜はハムやチーズとワインで、
今朝は此の鯖缶に大根の切れ端を擦って。
糠漬けは流石にいってしまい酸っぱい。
味噌汁は野菜室に残っていたナスにエリンギにお揚げで赤味噌。
取り敢えず納得のいく朝ご飯。

2019年1月4日金曜日

女と男のいる舗道
Vivre sa vie: Film en douze tableaux (1962)
ミシェル・ルグランは
J ・L・ゴダールとは先に「女は女である」の音楽を担当しているが
ゴダールの意図でそれほど目立ったものは無い。
しかし此の作品でゴダールは主役のアンナ・カリーナの
心情をルグランの音楽で表現している。
バロック風な静かにリフレインされる此の曲は
ジゴロに娼婦にされた1人の女の空しさと哀しみに溢れている。
此の作品では当時流行っていたツイストにアレンジされた
此の曲が良く知られているが、それは彼女の抑圧された心の爆発として
ジュークボック前のダンスシーンと共に記憶に残っている。


2019年1月3日木曜日

ポリー・マグーお前は誰だ?(Qui etes-vous Polly Maggoo?)
去年の暮れ観たジャンポール・グードの展覧会で感じた事だが
フランスには米国でも英国とも違う独特な文化があると。
その先駆けは此のウイリアム・クラインの映画だったかも知れない。
当時としては画期的な実写にアニメーションを繋ぎ込んだそれは
その後のMTVCMに大きな影響を与えた。
ウィリアム・クラインは米国人のカメラマンである。
ニューヨークの大学で学び、軍人でドイツとフランスの在駐経験を経て
フランスの大学に又入学し絵画を学んだ変わり者。
此の映画は写真家としてのドキュメンタリー的な目で
当時のパリ・オートクチュール・ファッション界を捉え
そして写真だけではなくフォト・コラージュで
メルヘンの世界を交え、その斬新さは
後に東欧のユーリ・ノルシュテインなどの
アニメーションにも影響を与えたと思われる。
そして何より素晴らしいのは音楽に、若きミシャル.ルグランという
才能あふれる作曲家を発掘、起用した事だ。
尾張屋の天婦羅そば
つい先日、年越し蕎麦を食べた気もするが
急に天ぷら蕎麦が食べたくなり初詣で賑わう浅草の街へ。
十和田、満る賀はいっぱいで
神谷バーの隣の尾張屋がやっと入れた。
思った通りの味に満足。
その帰り、江戸通りと隅田公園の間にある
陽当たりの良い助六夢通りを歩いていたら、
岩合さん好みのネコが。
写真を撮ろうとしたら寄ってきたので嬉しくなったが、
何のことは無い、そいつの目当ては途中、
松屋のデパ地下で購入したイカのフリッターと
鶏の竜田揚げが入った袋だった。
あげないよ~だ。

2019年1月2日水曜日

Un Jour Tu Reviendras : Mireille Mathieu vs Ennio Morricone
昨日のフランシス・レイに続いてミレイユ・マチューが
エンニオ・モリコーネの映画音楽を歌ったアルバムから
此れはセルジオ・レオーネ監督の「ウエスタン」に歌詞をつけたもの。
モリコーネの叙情的なメロディを歌い上げる
ミイレイユのドラマチックな歌唱力が素晴らしい。
他にもモリコーネ・ファンには「カリファ」や
「死刑台のメロディ」など何れも楽しめるアルバムだ。

2019年1月1日火曜日

ウチのおせち
甘いもの以外は、だいたい薄味が基本の手作り。
これだけ肴が揃うと、つい呑みたくなるが、
おとそだから舐めるくらい。
お雑煮は鰹昆布と鴨の出汁で餅は1つ。
さて、此れから近くの待乳山聖天様へ初詣。

La bonne année - Mireille Mathieu 
”Bon Ame”発音すると”ボ・ナ・メ”
意味はフランス語で新年おめでとう。
昔、赤いきつねのCMのフランス ロケで
パリの凱旋門の前で
ナポレオンの格好の武田鉄矢さんに
”ボ・ナ・メ”と言ってもらったのを思い出す。
此のミレーユ・マチューの曲は
クロード・ルルーシュ映画「男と女の詩」の主題歌。
シャンソン界では有名な彼女の魅力を此の作品で
初めて知った。
作曲は勿論フランシス・レイ。
ロマンチックな曲を書いたら今でも右に出る人は
居ないだろう。
リノ・バンチュラの面白くて切ない宝石泥棒映画
私は此の映画が大好きで
正月は、いつも此の曲をかける。
レコードのジャケットをクリックするとオチがあります。