You're My Thrill #9
今日は二人のトランペッターで
Harry James - You're My Thrill
ハリー・ジェームスはベニー・グッドマン楽団の
トランペッターとして活躍、その後独立
自分の楽団「ミュージック・メーカーズ」を率いて人気を博した。
此れは当時流行のスイング・ジャズのアレンジ。
シナトラを見出したり、TVショーのレギュラーを持ったり
していたので名前は良くご存知だろう。
もう一人はコチラ
J.J. Johnson and Kai Winding-"You're My Thrill"
彼は所謂モダンジャズ界のトランペッターの第一人者
その演奏技術は空前絶後と言われたほど。
カウント・ベーシー楽団のメンバーから独立
チャーリー・パーカーやディジー・ガレスビーとの
セッションで腕を磨き
モダンジャズ全盛の時代の花形スターであった。
此の演奏は
ジャケット左の白人がカイ・ウィンディング
右はもちろんJ.J.ジョンソン。
彼らは「J & K」と呼ばれ最強の黒白コンビであった。