2015年10月3日土曜日

浅草・喜美松のイタリアン
夕方、銭湯の帰り、いつものホルモン焼きの此の店へ。
例によって、塩でテッポー、ハツ等を食べていたら
メニューに”豚バラの生ハム風”と云うのが・・・
丁度、焼酎のホッピー割りが切れたので
肉には赤ワインだろうと頼んだら
オーガニック物が在るとか
此れが肉にベストマッチ、もう1つプチトマトを
炭火で炙った奴が,此れ又ワインとバランスが良く
口の中は完全にフィレンツェ!
でも外へ出れば此んな樽の入口の浅草・観音様の裏通り。

2015年10月2日金曜日

ホーローの猫皿
岩合さんの「世界ネコ歩き」を観るまでもなく
ペットの中で、猫は圧倒的な人気を誇る。
犬ほど楽天的に人間に、べったり寄り添わなく
彼らが在る程度の距離を保っている処に
その面白さがある理由だろう。
その相手を見据えた謎の様な眼差しは
古今の画家にとって最高のモチーフとなっている。
可愛い子猫の表情にもヤラれるが
此の皿に描かれた様な、大人の猫に最近は惹かれる。
ジャケットをクリック
むらさき小唄:東海林太郎
此の曲を初めて聴いたのは映画「雪之丞変化」(1963)
長谷川一夫主演、市川崑監督の映像美に満ちた
時代劇のタイトル・バックに使われた。
監督・市川が仕掛けた
作曲家、芥川也寸志と八木正生の映像と音楽の構成は
美大生だった私のド肝を抜いたものだ。
映画そのものは、此の下の”キネマ通り”に
もう一度載せたので興味の有る方はどうぞ。
此の曲は映画と同様、何度もカヴァーされ
沢山の歌手のものがあり、何れも楽しめるが
自分でも主演した美空ひばり森進一
そして三善英史の出来が良い。
雪之丞変化@-22


そらまち回転寿司トリトン
新しい老眼鏡のフレームを探しにスカイツリーまで出かけ
その後、早めのディナーを此の店でとる事に。
もう何度も来ているが、北海道から直送されたネタに
珍しいものが在り,何と云っても魅力は鮮度とその値段。
私が注文したのは上の写真
蟹、鰤、イカ、平目の昆布締め・・・
そして初めて食べた”氷下魚の子”など
気が付けば、ご覧の通り高層マンションの様な皿
此れを全部ひとりで食べたかって?まさか(笑)

2015年10月1日木曜日

上海帰りのリル:津村謙
”上海”つながりで此の曲
ナツメロと片付けてしまうにはドラマチックな内容で
子供の頃から歌の世界に興味があった。
内容とは裏腹のスットンキョウな声が合わないが
それが戦後の時代に、あまり暗く無くて
ヒットした要因かも知れない。

同じ様に此の曲の魅力に取り憑かれた3人組が
浅草の船着き場で時々ライブをやっている。
”東京大衆歌謡楽団”と云うには少人数だが
レトロ感たっぷりの歌い方が面白い。

そう云えば、可成り前だが新橋に韓国料理の
「草の家」別館が在って、そのビルの3階で
結構な高齢のジャズメンが生演奏していた。
ピアノにウッド・ベースとクラリネットの音色が
下からの焼肉の臭いと相まって
”上海バンスキング”の世界を想い出させ
私の「上海帰りのリル」のリクエストまで
やってくれて感激した。
店はとっくに潰れたし、あのメンバーの歳なら
もう皆、亡くなっているだろうな。
ジャコ天にケンチン汁
お茶の水の丸香うどんでも出ている
香川のジャコ天を炙り,大根おろし
あれこれ野菜を炒めてケンチン汁。
糠漬けはキャベツが良く漬かっていた。
納豆には葱を刻んで御飯はチン。
此んな普通の朝食が美味しい。