2024年7月8日月曜日

「英雄たちの選択・リアル忍者」戦国忍者
記憶の彼方に”忍術使い”という言葉がある。
小学校の頃、同級生が、その秘伝の巻物を親に作って貰い
口に咥えてドロンドロンと消える真似をしていたのに憧れた。
日本映画の発明時に大きな蝦蟇に乗った忍者が煙と共に消えた。
そんな事は編集で簡単に出来る事に子供は騙されたのだ。

前置きが長くなったが村山知義原作、山本薩夫監督の「忍びの者」で
忍者は魔法使いではなく肉体的に武術訓練した者が
戦時おける諜報活動や兵法を会得して権力者の影の軍隊だった事が
明白となっている。
”忍び”つまり表立ってはいけない存在だから、
それは記録に残っていない。
つまり恐竜と同じ発掘作業なのだ。

それを此のシリーズで取り上げたのは、いつまでも少年のような
好奇心の塊・磯田道史。本気でずっとその資料を漁っているらしい。
そして時代小説が得意な何チャラかんちゃら2人。
みんなワタシと同じ”忍者”が好きなな奴ばかり。
テーマは明智光秀が織田信長を本能寺で殺した
その時、堺にいた徳川家康を尾張に送り届けたのは
伊賀の忍者だったと言う”神君神君伊賀越え”の裏付け。
その前に「打倒信長、戦国忍者の戦い〜真説・天正伊賀の乱」も
オンエアされて、思えば伊賀の忍者たちは信長に恨みは有り
何故、信長を倒した明智光秀の味方に何なかったのか?と
”英雄たちの選択”にスタジオの全員が、それは家康に付くでしょう!と
まあ、歴史はそうなっているからね。

その辺りに戦国時代を生き抜いた忍者の
歴史を見る”知恵”が感じられると司会の磯田道史氏。
それが現代に通じるサラリーマンの生き延びる術が
彼ら忍者たちには有ったと、さりげなく言ったが
来週に幕末編もあるらしいので、今日は此のあたりで・・・。
でも忍者は、とにかく面白い!

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