悲情城市(1989 ) S.E.N.S.
宇佐美に戻りチャリで伊東まで買物に行く途中
曇り空の、むせかえる暑さに霞んだ山々と海に
此のメロディーが頭に浮かんだ。
映画を観たのはだいぶ前だが監督は台湾の侯孝賢。
日本統治が終わり中華民国が台北に遷都する頃の
地方都市の家族が描かれている。
統治時代の日本の影響が濃く出た風景や文化に
家族関係も似て、その家族が崩壊してゆく様が
此の切ない旋律で私の心を揺さぶった。
音楽はS.E.N.S.=Sound. Earth. Nature. Spiritの略
勝木ゆかりと深浦昭彦の2人組インストルメンタルユニット。
その後もドラマや映画に活躍してる様子だが
私には此の曲が夏は時々遠くから聴こえてくる。
”アジアの夏なんだよ”と・・・。
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