「アイス・ロード」(2021):ジョナサン・ヘンズリー監督作品

主演リーアム・ニーソンのアクション映画である。

此の俳優現在71歳、まあスタットマンも使っているのだろうが

驚くべき身体能力である。

そして「THE GREY凍える太陽」でも狼の群れを相手に

極寒の地で戦っていたが、此の作品もカナダの北部

湖か河か凍って道路になっている極寒の道

”アイス・ロード”＝文字通り”氷の道”だから

リーアムの役は薄氷を履むトラック運転手という訳。

しかも30トン大型トラックに更に岩盤に穴を開け用の

巨大な装置（ウエルヘッド）を積んでいるから

危険極まりない。、まあ氷上の”恐怖の報酬”みたいなもの。

それでも引き受けたのはパートナーの弟が

イラク戦争のPTSDと失語症で職場を追われていたから。

そして急がされていたのは

送り先の鉱山で岩盤事故が起こり急いで

（ウエルヘッド）を届けないと構内の作業員26人が

死んでしまうのだ。

しかし此の映画の見所はスピードだけではない。

依頼主から押し付けられた謎の監視役の男が

実は、とんでもない奴で次々と彼らの運転の邪魔をするのだ。

途中で氷が割れ、３台の大型トラックの内

１台はは水に沈み、２台で目的地へ向かうが

またもや・・・とリーアムのアクション映画らしく

スリル＆サスペンスの連続で観るものは心臓に悪い。

此の監督、「ダイハード３」に「コン・エア」「アルマゲドン」と

その手の映画のプロ監督。

外は雪が降るほどの寒い夜、こんな映画を観ていたら

血圧跳ね上がっちゃうよ。