2024年2月6日火曜日

フィリップ・サルド映画音楽集 #-3

小熊物語The Bear (L'Ours) 1988 :Philippe Sarde
「人類創世」のジャン=ジャック・アノーが撮った
親を亡くした小熊がロッキーの山奥で健気(けなげ)に
生き抜く姿を追ったドキュメンタリーというか、
それは、もうシッカリしたドラマだった。
それを支えていたのがフィリップ・サルドの音楽。
先の「人類創世」もそうだったが言葉の無い映像に
感情移入させるのは豊かなメロディやリズム。
それを見事に表現している。
ところで言葉の通じない動物に演技をさせるのは難しいが
小熊は人間に懐くならまだしも此れに登場したヒグマの親は
どうして芝居させたんだろうと、ずっと思っていたが
やはり彼は動物プロダクションのタレント熊で名前は”バート”
「ホワイトファング」「沈黙の要塞」「レジェンドオブフォール」等
数々の作品に出演していたが、2000年に23歳で亡くなったと(合掌)



 

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