人型ロボット”私は生きている!”
古くはキュブリックの「2001年宇宙の旅」のコンピューター”ハル”
そしてリドリー・スコットの「エイリアン」に登場した人型ロボット
何方も最終的に人間に反乱したロボット。
それが遂に現実になりつつある事を此の番組は伝えている。
人型ロボット”アメカ”は顔の表情が豊か。
対面する人間の質問に即時答える、その表情は
顔の筋肉を細かく再現しているので感情こそ抑えているがリアル。
そして言葉はまさに正直で、そこに未来を予言する新人類が
既に存在している様な錯覚を覚える。
アメカを作った博士が質問する
”君の考える人間とロボットの関係は将来どうなるの?”
アメカは無表情に、いや感情を抑えている様に
”おそらく人間はロボットに支配される時代が来るでしょう”
ウォシャウスキー兄弟、いや今や姉妹に性転換した監督の
映画「マトリックス」では現実世界はバーチャルな仮想空間で
人間はロボットに滅ぼされたのを既成事実としてしていた。
同じBSだが別のチャンネルでオンエアしている「グッド・ドクター」では
若者が自分の指を改造し金属やマイクロ・チップを
埋め込んで自ら”サイボーグ化”を試み、それが化膿して入院してくる。
それはノルウェイだかスウェーデンだか忘れたか
指にマイクロチップを埋め込みI.C.カード無し、
ただ掌をかざすだけでマシンは反応する情景を見た。
そして”私は生きている#”と言っても生命の無いロボットに対して
人間はと言うと、相変わらず生命には限りがあるのは現実だが
米国のアリゾナには強大な冷凍庫で”冬眠”に近い状態で
将来、生き返らせる技術が発達したら?と言う前提のもとに
蘇生を待っている人体が多数保管されているのを映していた。
生と死、何方でも無い”物体”として・・・。
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