2024年1月19日金曜日

 

CINEMA-JAZZ #9

水の中のナイフ(1962):Krzysztof Komeda
昨日に続いてポーランド映画。
監督のロマン・ポランスキーはその後ハリウッドに招かれて良くも悪くも
波瀾万丈な人生を送ることになる。
映画自体はヨットで旅する夫婦に一人の男が乗り込んできて
それまでも平穏な関係が崩れていく様を描いた。
此の頃、アンチ・ロマンというかフランスやイタリア
ヨーロッパ全体”愛の不毛”をテーマにする作品が多かった。
そして、その音楽には此の様なモダンジャズが良く合った。
そして此の音楽を担当したクシュシュトフ・コメダだが
耳鼻咽喉科の医者としての仕事の傍らジャズピアノを弾き
このポランスキーの世界デビューと共に
「吸血鬼:「袋小路」「ローズマリーの赤ちゃん」と音楽を担当し
世界的にその才能が認められた矢先、事故で亡くなっている。

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