2024年1月12日金曜日

CINEMA-JAZZ #2
死刑台のエレベーターAu Bar Du Petit Bac (1958):Miles Davis
実は年代別に言うと昨日の「危険な関係」よりもルイ・マル監督の
「死刑台のエレベーター」の方が一年早くモダンジャズを使っている。
彼は海洋学者イブ・クストーのドキュメンタリー「沈黙の世界」の
監督がデビュー作で、此れは長編第1作目。
パリに公演に来ていたマイルスにラシュ(仮編集)を観せて
即興で演奏させたと言われるその音楽は此の犯罪映画に
新しい映像感覚を生み出し、続くフランスの若い監督達に強い影響を与え
その流れは”ヌーヴェル・ヴァーグ=新しい波”と呼ばれた。



 

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