2023年10月7日土曜日

「ファースター怒りの弾丸」(2010):ジョージ・ティルマンJr監督作品
元プロレスラーのドウェイン・ジョンソン主演。
彼は遺伝子操作で巨大化した猛獣にも負けないアフリカとサモアの混血。
ムキムキの筋肉マンで此の映画でも頭を何度も撃たれても死なない。
だから、余り考えないアクション映画と思ったらオープニング・タイトルに
サム・ライミ監督の「シンプルプラン」のビリー・ボブ・ソートンが
入っていたので期待した。
映像もロー・コントラストのアンバートーンはスタイリッシュ。
ダイナミックなカメラアングルにスピーディな編集
キアヌ・リーブの「ジョン・ウィック」シリーズなんかよりずっと格好良い。
ジョージ。ティルマンJrはラッパーの「ノトーリアスBIG」などの
音楽映画撮ったアフリカ系のアメリカ人監督だ。
それに、やたら暴走し暴れる主人公の目的をハッキリさせないので
先の読めない展開はジョン・ブアマン監督の出世作
リー・マービン主演の「ポイント・ブランク」に似ている、
しかし、如何せん話を広げ過ぎて、もう1人雇われた
若い殺し屋が出てきた辺りから話が、こんがらかってテンポが狂う。
まして怪優ビリー・ボブ・ソートンがややこしい役で
ラストの”それは無いだろう!”というオチは
ネタバレになるから言わない(笑)









 

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