世界のドキュメンタリー”ヒットラーvsスターリン”
先日、再放映された此の作品の前後編はとても興味深かった。
此の2人の共通点から始まり。彼らが登場した時代背景
そして我々が知らなかった事実が次々と明かされて行く。
全てカラー映像で、”残酷な場面が流れます”と断り付きだが
思わず吐きそうな場面の連続に、とても現実に起こった
歴史と信じられない記録映像だった。
当初スターリンはドイツのヒットラーを利用しようと思っていた。
フランス、イギリスを抑えてくれるから。
ナチスのファシズムもロシア共産主義も共存するつもりで
ところがドイツはヨーロッパ全体を支配しようとしている事に
気づいた時には、既にドイツはモスクワに迫っていた。
まさに”仁義なき戦い”いや”思想なき戦い”
独裁者は自分の国さえ広げれば良かったのだ。
フランスの此のドキュメンタリースタッフも昔年の恨みを晴らすが如く
次々と此の2人の非道ぶりを暴いて行く。
人間性などひとかけらも無く、愛人問題、薬物中毒と
もう偶像を高い台から引き下ろし、破壊している様である。
それにしても彼らだけで無く、米国のルーズベルトや
英国のチャーチル達まで戦争という名の駆け引きで
ポーランドのカティンの森事件を隠蔽したという事実に驚く。
広島の慰霊碑に”2度と過ちは繰り返しませんから”と有るが
それは日本人の気持ちだけで現に今、同じことを繰り返している。
”歴史から習ぶ”という言葉は独裁者達には何の意味も無い!https://www.dailymotion.com/video/x8dlamj
https://www.dailymotion.com/video/x8dldkj
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