レコードジャケット名作選その23
Cool Struttin' : Sonny Clark
モダン・ジャズマニアの間でカルト的な人気を誇る此のアルバムは
ある程度の年齢の方なら何処かで見た事があるだろう。
1958年にブルーノート・レコードから発売された。
ピアニストのソニー・クラークがアルトのジャッキー・マクリーン
トランペットのアート・ファーマー、ベースはポール・チェンバース
それにマイルスのバンドからフィリー・ジョー・ジョーンズと
当時の錚々たるメンバーを集めて録音されている。
余りにも曲とピッタリな歩くお洒落な女性のイメージの
此のジャケット・デザインは、そのブルーノート・レコードの
殆どを手掛けたデザイナーのリード・マイルス。
写真はプロデューサーのフランシス・ウルフが
同じく経営者のアルフレッド・ライオンの妻を撮影したもので
いわゆる”ブルーノート・トーン”と呼ばれる
スティールの大胆なレイアウトと斬新なタイポグラフィーの組み合わせは
彼らがドイツ人で”バウハウス”の影響を受けていたと思われる。
その代表的なアルバムが此処に集めてあった。
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