2023年1月4日水曜日

歴代アカデミー賞作曲賞1970年代 その8
「オーメン」(1977):ジュリー・ゴールドスミス
彼のキャリアは主演のシドニーポワチエが黒人初のオスカーを得た
「野のユリ」に始まり、「砲艦サンパブロ」「猿の惑星」「トラトラトラ」と
ヒットした大作ばかり任されている割りには遅すぎた受賞と思える。
スティーブ・マックィーン主演の「パピオン」や「グレムリン」等
映画ファンならそのメロディが直ぐ思い浮かぶ作品ばかり。
18回もノミネートされながら何故「オーメン」が?である。
「エイリアン」「レジェンド」では監督リドリー・スコットとの確執で
未使用になったり差し替えられたりしている。
まあ日本のクロサワさんの例もあるし
監督と作曲家は必ずしも相性が良いとは限らないからね。
それは兎も角、私はポランスキー監督、ジャック・ニコルソン主演の
「チャイナタウン」のサントラが大好きで夏の夕方の
怪しげなBGMとして昔から良くかけている。



 

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