2023年1月29日日曜日

「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」:監督ジェームス・キャメロン
前作で有力視されていたオスカーを元の奥さんに奪われ、
此の新作ではリベンジを計ったか?
自分の持ち駒を全て出したか?の様に思える
・・・と言うのは”ターミネーター”や”エイリアン2”の
未来型ロボットの設定に今回は”アビス”の海底シーンが
数多く観られ、クライマックスは”タイタニック”のラストを
思わせる大型戦闘船の沈没による海底からの脱出と
彼のポケットを全部裏返して見せた感。
まあ、そこにストーリィー的にはアバター達が
”モヒカン属の最期”でもあるし、意匠的には刺青などからして
ポリネシアの海洋民族のそれが見られて
なんともエキゾチックな雰囲気を出している。
とにかく192分、3時間を越える超大作ながら
少しもだれる事なく、観客は森から空へ、そして海中へ潜る
ディズニー・ワールドのアトラクションを乗り継いている
感覚を楽しめる作品だ。
前回は理想郷とも思える惑星の環境破壊と戦う部族が
メインだったが今回は時に離れそうになる家族の結束を
中心に置いている。
まあ、そんな事はともかく、その美しい空間と時間に
ひたすら酔えば良いだろう。



 

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