歴代アカデミー賞作曲賞1990年代 その7
「イングリッシュペイシェント」:ガブリエル・ヤレド
此の年(1997)のオスカーは2人
ドラマ部門に「イングリッシュペイシェント」のガブリエル・ヤレド
ミュージカル・コメディ部門に「エマ」のレイチェル・ポートマン
ガブリエル・ヤレドはレバノン・ベイルート出身フランスの作曲家
ゴダールの「勝手に逃げろ/人生」の音楽でスタートして以来
ジュン=ジャック・べネックス監督の「ベティー・ブルー」
ジュン=ジャック・アノー監督の「愛人ラマン」等で高い評価を得て
アンソニー・ミンゲラ監督の此の作品で見事オスカーに。
もう1人のレイチェル・ポートマンはオスカー初めての女性作曲家
英国人で此の「エマ」の前に「迷子の大人たち」「ケロッグ博士」
「スモーク」と話題作のスコアは評判だったが、此の作品で
やっとハリウッドの”ガラスの天井”を破った。
私が彼女を意識したのは”tabu"のコレクションをしている時
彼女のカヴァーが素晴らしかったので。
此の後もラッセ・ハルストレム監督の「サイダーハウスルール」
ロバート・レッドフォード監督の「バガー・ヴァンスの伝説」と
印象に残る仕事をしている。
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