「シンウルトラマン」:樋口真嗣監督
興味は有ったが見逃していた此れをAmazonPrimeで。
TVでやっていた頃、私はませていたから
子供騙しの縫いぐるみの怪獣が野暮ったく、ウルトラマンも
ウエットスーツのたるみが気になり馬鹿馬鹿しいとパスしていた。
その部分が此の映画化では殆どC.G.でクリアしていた。
そしてエヴァンゲリオンの庵野英明の脚本で
宇宙人と人間のハーフ=ウルトラマンの誕生にまつわるエピソード
怪獣達が何故、地球それも日本にばかりに現れるのか?を
現代の大人にも解るように展開して行く。
まあ、両手をクロスさせてスペシューム光線を出したりは
同じなんだが・・・キャスティングが先ず面白い。
斉藤工の神永新二役は”鎌倉殿”の小栗旬に水を開けられたが
殆ど無表情で宇宙人らしい雰囲気を良く出した。
ウルトラ警備隊は禍特隊と名前が変わり、その所長が
なんと”ドライブマイカー”の西島秀俊
ユニフォームも例のガードマン制服では無く
サラリーマン風で真面目そうだが、何とも頼りない。
しかも地球征服を企む敵役の宇宙人が”きのう何食べた?”の
小日向さん事、山本耕史。
此れが、画面一杯あの”怪しげな目”で迫り
西島秀俊の”シロさん”と絡むとウルトラマンが
ゲイの物語になってしまうと心配したが、ご安心
長澤まさみは巨大化されて?ウルトラの恋人らしき感じに。
あくまでも主役は斎藤工だから
シュワッチュと宇宙へ飛び出し
宇宙人が大気圏に仕掛けた地球滅亡計画の
宇宙ステーションを最後にエイヤーと破壊し
目出度めでたしとなる。
まあ同じ監督の”シンゴジラ”より
怪獣のデザインもシャープで面白かった。
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