2022年11月30日水曜日

黒澤明の映画音楽#6
蜘蛛巣城(1957):佐藤 勝
シェークスピアの”マクベス”の日本版である。
”生きものの記録”で早坂文雄を失ったクロサワは
彼の”帆東洋主義”を受け継いだかの様に此の作品で
古典芸能の能の様式美を映像に取り入れ
又、早坂の弟子だった佐藤 勝にその音楽も受け継がせた。
それらは「羅生門」同様、海外で高く評価された。
早坂と親交の深かった武満徹が、その死を悼んで
”弦楽へのレクイエム”を献呈している。
”ノヴェンバー・ステップス”そして映画音楽「切腹」「怪談」と
邦楽を現代音楽に融合させたのは
早坂の”帆東洋主義”の流れと思える。


 

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