2022年11月1日火曜日

昨日帰途の途中東京駅大丸12階伊勢定の鰻重の竹 

鰻の蒲焼には奈良漬!

此れに私は思い入れが有る。

栃木の少年時代、近くに釜屋という鰻屋があって、

其処に生家は漬物屋だから奈良漬を卸していた。

奈良漬には水飴を使うので、ウチには水飴が大きな缶入りで沢山有った。

子供の頃、紙芝居でしか水飴は買えなかったが、

私は友達をウチに呼んでは割り箸を半分に折って配り、

水飴をタップリ掬い上げて絡め、白くなるまで捏ねる遊びをしていた。

少し大きくなったら、その奈良漬の材料の瓜を

(爪じゃ無いからね)

縦半分に割り、中の種を木べらで掻き取る作業のアルバイトに友達を誘い、

そのお金で栃木は日光があるから一緒に

東照宮、中禅寺湖と遊びに行ったりした。

そんな記憶が鰻を食べると蘇る。


 

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