TVドラマ「アストリッドとラファエル文書係の事件簿」
第10話5線譜の暗号
此れで此のシーズンは最終回だそうだ。
それに相応しく見応えのある内容だった。ラファエルが息子と休暇中に連続殺人の証拠を掴んだアストリッドを犯人が襲う。
そして自閉症で社会的に責任の取れないアストリッドの後見人だった文書係の室長が犯人に殺され、消えたアストリッドがその犯人にされてしまう。
消えたのではなく犯人に誘拐されたのだ。
休暇から戻ったラファエルは、アストリッドならどうするだろう?と
現場に彼女の残したメッセージを解読し、犯人を突き止める。
誘拐されたアストリッドはラファエルなら、こう言う場合どうするだろう?と。
犯人に話しかけ、ラファエルが救出に演出来る時間を稼ぐ。
前半トリッキーな編集で犯人を捕まえたか?と思わせるのは此のシリーズいつもの”ひっかけ” 全く演出には騙される。
ドンデン返しに引っ掛かるほど面白いのだ。
アストリッドとラファエル。並の女性では無い自閉症の文書係が、その特殊な才能で事件を別な角度から考察、その情報を元に子持ちでバツイチ女刑事が生活感丸出しで犯人を追う爽快さ。
それでも自閉症で感情を表に表さない筈のアストリッドが親代わりだった室長の死に”此れで本当に身内が居なくなったと声に出さず流す涙に、貰い泣きしたのは私だけでは有るまいよ。
来年の5月に再開されるという次のシーズンが待ちきれない。
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