「クイック&デッド」(1995):監督サム・ライミ
この監督はホラー映画としてカルト作品の「死霊のはらわた」がデビュー作
その後、リーアム・ニーソン主演で「ダークマン」でブレイクした。
主演のシャロン・ストーンは「氷の微笑」「硝子の塔」で
”セックスシンボル”として人気が出て、金が出来たか?
私カッコイイ西部劇がやりたいの!と自らプロデユースして
評判の良いサム・ライミ監督に此の映画のメガホンを取らせた。
共演というか敵役に大物俳優ジーン・ハックマン。
そして相手役にオーストラリアから未だ人気が出る前のラッセル・クロウに
子役の名残りを留めるレオナルド・デカプリオと
この魅力的なキャスティングは観る前から心ときめくが
映画が始まると、何だこりゃ?と、全く訳の分からない
酷い脚本に呆れるやら、笑ってしまう。
映画を1スジ、2ヌケ、3役者と説いたのは日本映画の祖
マキノ雅弘氏だが、此れだけの役者が揃って居ながらつまらないのは
一筋つまり脚本が出鱈目。強引な脚本のタランティーノだって
カタルシスのある落ちは用意している。
話は父親を殺された娘の復讐劇なのだが
肝心の敵を目の前にして、仇の息子デカプリオと寝ちゃうは
相手役のラッセル・クロウを誘惑するは、一応彼女は
”セックスシンボル”だからのサービスのつもりだろうが
意味のない自分の下着姿の奥を必要以上に見せて、オイオイ
それは復讐劇と関係ないだろう?と突っ込みたくなるばかり。
女優シャロン・ストーンは子供の頃からIQが高く学校も飛び級で
進学したらしいが、この映画では凄く馬鹿女に見える。
出ている俳優全員間抜けに見えるから、もう話に付いていけない。
サム・ライミは此の後、名作「シンプルプラン」を撮り
「スパイダーマン」シリーズをヒットさせ人気監督になるが
何でこんな作品を作っちゃったのかな?
う〜ん、シャロン・ストーンにヤラれちゃったかな(笑)
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