2022年9月30日金曜日

「リオグランデの砦」(1950) :ジョン・フォード監督
此の作品は先に撮った「アパッチ砦」「黄色いリボン」と
フォード&ウェイン・コンビの”騎兵隊”三部作と呼ばれている。
当初此れは「リオ・ブラボー」というタイトルだったとか。
ところで西部劇に多い”リオ”とは何ぞ?と今更調べたら
”河”の意味。”グランデ”ではスペイン語で”大きい”
つまり”大きな河”
此の映画はメキシコとの国境沿いの騎兵隊の駐屯地が舞台。
その辺りでは南北戦争後、土地を奪われ追い詰められた
インディアン達が反乱を繰り返していた。
その駐屯地の隊長がジョン・ウェイン。
此の作品では初老役で口髭をはやし、”ジョン・フォード一家と
呼ばれるキャラクターのある助演男優たちに囲まれ
それまで2部作品とは違う無骨な男を演じている。
その彼の部隊に実の息子が騎兵隊員として入隊して来て
更にそれを追ってジョンウェインの元妻が息子を除隊させようとやって来る。
此の元妻役のモーリン・オハラが、まだまだ美しいので
ジョン・ウェインは”焼木杭に火が点いてしまう。
捕虜として砦に連れて来たインディアン達を仲間が奪還すべく
襲って来たり、危険になった砦から子供達を別の砦に
移動させる間に又襲撃されたりと流石のジョン・フォード
3匹目の泥鰌でも、物語の展開は飽きさせない。
それにモノクロながらモニュメント・バレーを
ダイナミックなスケール感が見事。
予算を削られ怒りながら撮ったという監督ジョン・フォードにしては
駐屯地部隊にコーラス部なるものを登場させ
ミュージカルみたいに、やたら長閑なシーンも有るし
騎兵隊員達の古参兵にユーモアを持たせて
激しく残酷な戦闘場面とバランスも良く、只の西部劇にして居ない。

ジャズの名曲#35
You're My Thrill (1949) : Billie Holiday
この頃、行ってないがツタヤに”名画発掘”なるコーナーがあって
玄人と受けするヴィデオが置いてあったが。此の曲もそんな感じ。
でも私が知らなかっただけで、ジュリーロンドン、シナトラ、ナッキン・コール
を始めインストでモダンジャズの演奏も多い。
作ったのは作曲ジェイ・ゴーニー、作詞シドニー・クレア
珍しいカヴァーではジョニー・ミッチェルやマリア・マルダー。







ラムチョップ !
付いていたハーブとスパイスを焼き肉のタレと混ぜてをオーブンで焼く
プロシュート・メロンの代わりに今安い柿
半額セールのカチョカバーロをフライパンで溶かす。
ワインはイタリア産の赤。此れは当たり、また買ってこよう。


 

2022年9月29日木曜日

ジャズの名曲#34
Love Letters (1945) : Dick Haymes
此れもヴィクター・ヤング作曲
同名の映画「ラブレター」の映画音楽として作った。
歌っているディック・ハイムズは此の映画で主演
でも映画の中では歌っていない。
まだ歌詞も付いていなかったから此れは後に録音したもの。
どちらにしてもアルゼンチンのブエノスアイレス生まれの
美男歌手は日本では知られていないが歌うスターだったのだ。
スターといえばエルヴィスもカヴァーして後年ヒットさせているが
此方のブライアン・フェリーのカヴァーがヴィデオもアレンジも良い!






 

えぼ鯛の干物定食

カボチャの味噌汁

糠漬けはご覧の通り好調

納豆には昨日近所の軒下で

1袋!00円のオクラを刻んで。


 

2022年9月28日水曜日

ジャズの名曲#33
STELLA BY STARLIGHT : Victor Young
”星影のステラ”というロマンチックな題名だが
実は此の曲は1944年のホラー映画「呪いの家」の主題歌
作曲は「シェーン」や「大砂塵(ジョニーギター)」のヴィクター・ヤング。
スタンダード・ジャズが映画から生まれるのは
此のシリーズでもう何度も取り上げたからご存知だと思うが
ヴィクター・ヤングの才能は飛び抜けている。
それでもアカデミー賞は22回もノミネートされるも
得たのは没後「八十日間世界一周」だけであった。






 

押し寿司モーニング!

今日はリハビリ等で忙しいので

昨日、熱海で此れを買って来た。

金目鯛と鰤とサーモンの三種

糠漬けは出かける前に仕込んでいた

キャベツや大根の皮等。

さて、こんな事をしてる場合じゃ無い

(д;)=3=3=3


 

2022年9月27日火曜日

ジャズの名曲#32
Billie Holiday-You Don't Know What Love Is
此の曲はドン・レイとジーン・デ・ポールの作詞作曲で
1941年の映画「Keep Em Flying」の為に
キャロル・ブルースが歌ったが、その監督は使わなかった。
でも、その翌年の映画「ビハインド・ザ・エイトボール」で再び彼女が歌った。
それ以来、マイルス・デーヴィスやモダンジャズのプレイヤーに
インスト曲としても愛されている。
”貴方は愛が分からない”と言う題名は、全てを語るからね。
でも此のビリー・ホリデーは彼女の本音が歌われている様で
虚無感すら漂う名唱だ。

吉池で購入した刺身3種定食

シジミの味噌汁

大根の皮などの自家製糠漬け

ご飯は炊き立てだからオコゲ入り


 

2022年9月26日月曜日

ジャズの名曲#31
Why Don't You Do Right (1943 ):Peggy Lee & Benny Goodman

1936年にカンサスジョー・マッコイが作った曲。

ジャンル的にはブルースとジャズの中間位。

私はLAのハウスオブブルースで購入した

女性ブルースシンガー集のココ・テイラーで聴いた。

此のベニー・グッドマン楽団のジャズアレンジは

専属 歌手になったばかりでおボコなペギー・リーを

心配そうに見ているベニー・グッドマンが父親みたいで微笑ましい。




 


神田・焼鳥屋 ふくの鳥

ネットで駅の近くで検索して見つけた店だが

兎に角、焼き鳥屋でも希少部位の多さで選んだだけあって、

白レバー、フリソデ、エンガワ、オビ、セギモ、さえずり、ハツモトと

そのバラエティーが楽しめた。

トドメは卵黄の味噌漬け。

此れに炊き立て御飯を少し貰い、載せて食べたら堪らん(^^;


 

2022年9月25日日曜日

ジャズの名曲 #30
Skylark : k.d.lang ( a cappella )
此の曲はスターダストのホーギー・カーマイケルが作曲
ジョニー・マーサーが作詞というテッパンのやつだ。
それでもホーギーの曲が先に有り、依頼されてから
作詞が出来るまで1年かかったと。
ジョニーはその頃、付き合っていたジュディ・ガーランドを
イメージに詞を書いたとか。
k.d.ラングはカナダの女性歌手。男の様な風貌は
彼女は既にカミングアウトしているから。
大御所トニーベネット等とも共演している実力派。

昨夜アド街で

浜口京子が宣伝してた

パン屋"アンデス"のカレーパンに珈琲

デザートはハロウィンのカボチャパン

確かに彼女の家はホントに直ぐ側

今はアニマル浜口のトレーニングビル。

時々、親父さんも見掛ける。

それにしても良く似た親子だ。

顔はお母さんに似て良かったが

話し方から仕草まで父親ソックリで楽しくなる

(^^)



2022年9月24日土曜日

ジャズの名曲 #29
Long Ago (And Far Away) :Perry Como
ジーン・ケリーとリタ・ヘイワース主演の
1944年のミュージカル映画「カバーガール」の主題歌。
作詞作曲はアイラ・ガーシュインとジェローム・カーン。
ペリー・コモとジョー・スタッフォードがカヴァーして
どちらもヒットした。
それ以来、スタンダージャズとして。
題名通り懐かしさに溢れたメロディーは
沢山のカヴァーが有り何方も一度は聴いた事があるだろう。













 

浅草とんかつのゆたか

いよいよ本丸、楽しみにしていた此の店

先ずは此の店の自家製イカの塩辛

そして寿司屋を上回る刺身は

鮪と赤貝は相変わらず期待を裏切らず絶品!

もはや、トンカツ屋の域を超えた店だ。

それでもキャベツのお代わりはただ(^^)



 

2022年9月23日金曜日

ジャズの名曲 #28
Caravan:Duke Ellington

此の曲もデュークエリントンと楽団のトロンボーン奏者

ファン・ティゾールとの共作。

怪しくオリエンタルな音階と、激しいリズムで

アフロ・キューバン・ジャズの代表作となった。

所謂ダンス音楽では無いのでディジー・ガレスビーや

アート・ブレイキー等にモダンジャズとして演奏されたり

ベンチャーズがエレキギターに取り上げたり

SKAとして東京スカパラダイスのナンバーになったり。

でも細野晴臣がトロピカルサウンドとして歌ったりしたりしている。



 

孤独のグルメ風に言えば

日暮里トマトで生地をチェックしていたら、急激に腹が減った。

ランチは、いつもの鶯谷の中華料理屋で羊肉の串焼きとイカ墨焼そばの予定だったが

私の顔のアップからポンポンポンと引いて目に入った

近くのインド料理店でマトンのカレーにナン。

此処のナンはサイズが普通の倍だったのを思い出した。

辛さも普通で丁度

取り敢えず腹は収まったな( ˘ω˘ )


 

2022年9月22日木曜日

ジャズの名曲 #27


Ella Fitzgerald-Sophisticated Lady
今日もデューク・エリントン1932年の曲。
例によって、実はバンドメンバーの誰それの曲だとかは
後に出て来てはいるが、エリントンの大きな影に隠れてしまう。
当初はインストだけで歌詞は無かったらしいが
後から、此の様な歌詞が付き沢山カヴァーされている。





 


焼肉屋 牛壱心

浅草松屋デパートの上に在る此の店は

"トラジ"と言う店だったが

居抜きで又焼肉屋"牛壱心"に変わった。

普通はこんな場合駄目になるケースが多いが

此処は稀に良くなった。

ご覧の様な珍しい肉にホルモンがアレコレ充実していて

肉好きには何とも嬉しい。

まあ、店の売物の景色はウチと同じなんだが

(^^;



 

2022年9月21日水曜日

ジャズの名曲 #26
Mood Indigo : Duke Ellington
此れもエリントンの代表曲だが彼のバンドメンバーの
クラリネット奏者バニー・ピカードとの共作。
1930年ラジオ放送用に演奏されたが評判を呼び
直ちにアービング・ミルズに作詞が依頼された。
そのクラリネットとトロンボーンの官能的なメロディーは
人々を魅了し今日に至っている。


豚バラ肉で豚キムチ鍋。
本場のキムチを使って
シメジやモヤシや油揚げも入れて
決め手は胡麻油。
トマトとレタスにイカのリング揚げ
飲物は焼酎のホッピー割り!


 

2022年9月20日火曜日

ジャズの名曲 #25
in a sentimental mood :Duke Ellington 
なるべく個人に偏らない様に選んでいるつもりだが
デューク・エリントンは別格で名曲揃い。
それでも後日、此の曲のサックスを吹いている
オットー・ハードウックが作曲したらしい。
まあ”ジャズの巨人”には楽団員は逆らえないからね。
デュークは他にも沢山ヒット曲を残しているので
彼だけで1週間はかかるかな?