ジェーン(2016)
ナタリー・ポートマンが主演も製作もしている。
彼女はリュック・ベッソンの「レオン」がデビュー作
殺された両親の復讐をする幼い娘役だった。
此の作品では先に娘を殺され、夫も殺されかけて
瀕死で家に戻ってくる。
それを守る為に彼女は立ち上がる。
原題の”Jane Got a Gun=はジェーンは銃を手に入れた”は
米国の有名な西部劇ミュージカル”アニーよ銃をとれ”からか?
とにかく過酷な運命に翻弄される一人の女性が
気丈に生きてゆく姿が描かれる。
過酷というのは、幸せな男女の中を南北戦争に引き裂かれ
戻ってこない男に、生まれた子供を連れて西部を目指す彼女を
悪い奴が馬車に乗せてやると騙し売春宿に送り込む。
その時、子供は引き離され川に溺れたと。
その悪い仲間だった一人が、彼女に同情し
その宿から救い出し荒野に家を建てて暮らし始める。
やがて子供も生まれて、再び幸せになれたかという所に
南北戦争で捕虜になっていた男が戻ってくる。
男は子供まで出来た家庭を壊したく無いと引き下がる。
そこに先に悪い奴らが彼女の夫を半殺しにし母娘も殺さんと追ってくる。
それで彼女ジェーンが銃を持って立ち上がるという展開。
大勢の敵に、娘を知り合いに預け、元彼の所に助けを呼びに行くが
当然、ふられた元彼は一度は断るが
まだ未練があり彼女の助っ人となる。
彼は南北戦争で名を馳せた英雄だったのだ。
それでも相手の悪者は無法者14人、他勢に無勢、勝てる訳が無い
元彼はあれこれ家の周りに”七人の侍”みたいな仕掛けを作り対抗する・・・・
ネタバレになるから此のあたりで解説は止めるが
西部劇の名作「シェーン」と間違えて観ていなかった此の作品
とにかくナタリー・ポートマンの女ガンマン役が格好良い。
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