2022年8月9日火曜日

「アストリッドとラファエル文書係の事件録」
”スーパーマン&ロイス”の後に始まった此のTVドラマは
前後編2週に渡りオンエアされる。
フランス製なので英国製「刑事フォイル」と毛色が違うか?と期待してみた。
果たして、その感は当たり面白い。
子持ちのベテラン女性警察官と神経質そうな事件記録文書係女性とのコンビ
ユニークなのは文書係が”自閉症”というところ。
それも可成り酷く、殆ど他人を受け付けない。
自閉症といえば古くはダスティ・ホフマンの「レインマン」
ブルースウィルスの「マーキュリーライジング」の少年と
人と目線を合わせなく首を傾げ、空ろな瞳のキャラクター
此の作品でも、それは踏襲されて
事件記録文書係の女性は相当あぶなげな感じで
案の定、気の短い女性警察官と衝突する。
でも、それではシリーズが続かないので
彼女たちは事件を解決するうちに互いに
心が打ち解け、最強のコンビとなるというのが第一回。
まず3つの自殺が有り、それを結びつける共通点は
無い様に思えるが、文書係が驚異の記憶力で
それを麻薬を使った殺人事件と断定する。
此の麻薬が、人をマインド・コントロールするもので
それにはコロンビアで起きたエリート医師たちによる
”カトレア”という名の娼婦の殺人が絡んでいた・・・。
彼女たちだけでなく自閉症の大人が参加するサークルのメンバーの
”てっちゃん”が操作に協力するというオマケもついて、とても楽しい。
ただ此のオンエアが2週で完結なので直ぐ謎を解きたい
私には少し辛い。録画して前後繋げてみるしか無いかな?

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