2022年3月29日火曜日

「アンノウン」(2011) : 監督シャウム・コレット=セラ
リーアム・ニーソン扮する植物学者がバイオテクノロジーの学会で
ベルリンへ着いた途端に自動車事故に遭い。記憶を喪失する。
4日間の昏睡状態から目が醒めたら自分を証明するもが
何もなく少しずつ戻った記憶を頼りにベルリンにきた目的を
辿ってゆくと、そこには恐るべき陰謀が・・・。
待てよ、此の映画観た事があるぞと思いつつ、いや
此の手のスリラーはヒッチコック映画に良くある設定で
ポランスキーの「フランティック」もそうだし
ジョディーフォスターの「フライトプラン」もそうだった。
人間の記憶と言うものは不確かなもの
案外、観てないかもしれないとテンポの良い展開に引き込まれる。
要するに主人公の言う事を誰も信用してくれない。
その上、自分を消そうとしている奴が居る。これは変だぞ。
ネタバレになるから先は話さないが
いやはや、ベルリンの街中で物凄いカーチェイスは有るは
007ばりの格闘場面は何度も有るの大サービス。
此の監督、スペイン人ながらハリウッドで頭角を現した
PVやCM上がりの若手演出家。
最後のスペクタクル・シーンも含めて
贅沢に予算と金を使った超大作映画となっている。
此れは是非DVDに焼いて置こうとリーアム・ニーソンのBOXを
出したら、ちゃんと持っていて、やはり観たやつだった。
最後まで観ても分からないとは
私の記憶も、相当怪しくなって来た(笑)

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