彼が出演した映画はどれも面白かった。
そして音楽は何れも素晴らしいものがついていた。
それで今日から暫く追悼特集
ジャン=ポール・ベルモンド映画その1
勝手にしやがれ(1959)A Bout De Souffle(La Mort)
彼を文字どおりスターダムに押し上げたのは
ジャン=リュック・ゴダールの此の作品。
女たらしでカネにだらしなくパリの街をふらついている
どうしようも無いチンピラを、彼が演じると
何故か憎めない奴になってしまう。
ヌーベルヴァーグ=新しい波と呼ばれた
手持ちカメラの撮影技法や所謂、俳優へのアドリブ演出に
耐えられる魅力を彼が持っていたと言うことだろう。
そのテンポをマーシャル・ソラルのモダン・ジャズが刻み
”アプレゲール”でも”ビートニク”でも無い
自由な新しい青年像が此の作品から感じられる。
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