CINEMA JAZZ #26
反撥 (1965): Chico Hamilton
ポランスキーが母国ポーランドを離れイギリスで撮った「反撥」は
フランス女優カトリーヌ・ドヌーブを主演に
若い女性の妄想が殺人にまで展開するスリラー
エキセントリックな心理描写はポランスキーならではの作品だった。
此れにポランスキーは米国ウエストコート・ジャズの重鎮
ドラマーにしてバンドリーダーのチコ・ハミルトンに音楽を依頼した。
お聴きの様にクール・ジャズと呼ばれる当時のサウンドは
映像に合っている様にも思えるが
ポランスキーは気に入らなかったらしく
これ以降の作品「袋小路」「ローズマリーの赤ちゃん」は
ポーランドの盟友クシュシトフ・コメダへと繋げた。
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