2021年8月3日火曜日

CINEMA JAZZ #-18
黒い河(1957) : 木下忠司
監督・小林正樹が「人間の条件」を撮る前に作った作品。
戦後、世界中に現れたアプレゲールは日本にも。
”人斬りジョー”の異名を持つ男を未だブレイク以前の
仲代達矢に演じさせた。
音楽は木下忠司。あの木下恵介監督の弟で
「カルメン故郷に帰る」「二十四の瞳」と兄の映画全てに
叙情的な音楽を担当していた。
それが此処ではモダンジャズのスコアを書き
戦後日本の荒廃と主人公の虚無的な行動を表現している。





 

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