CINEMA JAZZ #2
危険な関係 - Les Liaisons Dangereuses(1959)
その頃のフランスの映画監督は皆、米国のモダンジャズに
夢中になっていたらしく
此の映画「危険な関係」の監督ロジェ・ヴァディムも
18世紀のラクロの背徳小説を現代に置き換えて映画化に
当時人気のジェラール・フィリップとジャンヌ・モロー競演で
ジャズ・ドラマーのアート・ブレイキーに音楽を依頼した。
その音楽は倫理観に外れた退廃貴族の内面に迫る
暴力的なサウンドであった。
WIKIには何故か音楽セロニアス・モンクとなっているが
サントラの表記は全てアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ
何か分けがありそうだ。
メインのトランペットメロディーは当時メッセンジャーズに
所属していたリー・モーガン。
後にソロになり”サイドワインダー”でブレイクする。
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