TRAIN SONG #6
Downtown Train:Tom Waits
トム・ウェイツは不思議なミュージシャンだ。
決してメジャー受けする声でも顔でも無いが、そのオリジナルな
世界観でデビュー以来、絶えずメインストリームを歩んでいる。
それに不可欠なのが映像だ。
此の曲も当時気鋭のフランスの映像作家
ジャン・バプティスト・モンディーナを起用
満月という特別な要素が此の歌に引き寄せられている。
トムの音楽にとって映像は不可欠。
自身も「ワン・フロム・ザ・ハート」「ダウン・バイロー」
「チャイナタウン2」とコッポラ、ジム・ジャームッシュに
ジャック・ニコルソン等の監督作品に勇んで出演する位好きなんだろう。
此のヴィデオの最後にブルックリン橋の袂で見せるパフォーマンスは
彼自身が唯の歌手ではなく、身体で表現する術を知っているからだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿