2021年5月11日火曜日

最近TVオンエアで観たグレゴリー・ペック主演の「無頼の群」(1958)
作品自体は、捻りすぎてカタルシスの無い出来だったが
久しぶりに観た懐かしい悪役が3人も出演していた。
スティーブン・ボイド(1931~1977)
北アイルランド出身ながらロンドンに出て更に米国で
70mm映画「ベン・ハー」の敵役メッサラでブレイクして
「ローマ帝国の滅亡」では主役を演じたが
此れはリメイクされた「グラディエーター」でラッセル・クロウの役
それより先の此の映画では悪党一味のボスで見事な憎まれ役を演じていた。

ヘンリー・シルバ (1928~ )
イタリアとスペインのハーフらしいが
一度見たら夢に出てきそうな怖い顔は早くから様々な作品に
殺し屋などの悪役として活躍した。
此の映画では珍しく悪党一味に入っていながら
性格は良い先住民の役を演じていた。

リー・ヴァン・クリーフ (1925~1989)
映画デビューは「真昼の決闘」の悪役
それほど目立たなかったが
イタリアの監督セルジオ・レオーネに呼ばれて
「夕陽のガンマン」のイーストウッドと共に出演したことで
その後も主役としてマカロニ・ウエスタン映画で活躍した。
特徴ある三角の鼻は監督スタンリー・クレイマーに
削れと言われたとか?









 

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