私のキューバ音楽#8
Tin-Tin-Deo : Chano Pozo & Dizzy Gillespie
モダンジャズの名曲としてだけでなく今や
東京スカパラダイスのナンバーと知られる此の曲は
ディジー・ガレスビーの名前で記憶していたが
実は、キューバ出身のコンガ奏者チャノ・ポコの鼻歌
♪チンチン・デュオ
まあ三味線のトテチトチンみたいなものか?
それをディジー・ガレスビーが譜面に落としたもの。
チャノは早めにキューバからニューヨークへ渡って来て
そのコンガ奏者としての才能を認められ
ディジーの楽団メンバーに起用されたが譜面は読めなかった。
それでディジー・ガレスビーとの共作とされた訳である。
チャノは麻薬の売人との揉め事で刺され33歳の若さでこの世を去った。
リズムはアップテンポなのに何処となく哀しいのは
そんな彼の人運命が此の曲に重なるからだ。

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