EXOTICA#5
Bahia :Arthur Lyman
マーティン・デニーは”エキゾチカの父”と呼ばれているが
今日のアーサー・ライマンは、ホテルの従業員をしているときに
叩いたビブラフォンの才能をマーティンに見込まれスカウトされた。
アーサーは地元のオアフ島生まれで多国籍の血が混ざったハワイアン。
小さい頃から玩具で演奏していたらしい。
演奏の傍ら、ハワイの鳥の鳴き声の真似が得意で
又、打楽器でそれらを作るなどの工夫でマーティンを喜ばせ
彼の秘蔵っ子だったが独立して自分のバンドを作った。
だから、お聴きの様にサウンドはほぼ同じだが
鳥の鳴き声が多いのがアーサーだと思えば良いだろう。
”エキゾチカ”の王様と呼ばれ、ハワイだけで無く米国本土のホテルからも
お呼びがかかりマーティンと人気を二分した。
私は間に合わなかったが当時ハワイのホテルで
生で此れを聴いた人は、さぞかし南国気分を味わえただろう。
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