ヘンリー・マンシーニ特集その14
THE MOLLY MAGUIRES : Henry Manchini
邦題「男の斗い」(1970)として公開された此の映画の音楽は
此れがマンシーニの作曲か?と疑うほど彼らしくない。
それもその筈、此れは米国ペンシルバニア州の炭坑における
アイルランド移民労働者たちの戦いを描いたもの。
だから、マンシーニはケルト音楽のメロディーを使っている。
主演は先日亡くなったショーン・コネリー。
監督はハリウッドの赤狩りで干されていた
社会派のマーティン・リット。
こんなシリアスな内容でもマンシーニは素晴らしい。
主人公たちの移民という背景を生かしながら
、彼らしい叙情性をスコアをものにしている。
彼のあまり知られていないが、とても美しい作品だ。
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