ギリシャ映画音楽その6
「トプカピ」(1964) : マノス・ハジダキス
社会派の監督ジュールス・ダッシンには珍しい娯楽映画。
ギリシャの対岸トルコのトプカピ美術館から宝石を盗む話。
もちろん主役は妻のメルクーリだが
欧米から一癖も二癖もある俳優をキャスティングした集団泥棒劇。
此の音楽は「日曜はダメよ」のマノス・ハジダキス。
同じ年に”赤狩り”のエリア・カザンの「アメリカ・アメリカ」を
担当した天敵の筈だが、そこは気にしなかったらしい。
此の映画にポピュラー畑出身のマノスのセンスが欲しかったか?
期待に応えてギリシャ民族楽器をふんだんに使った音楽が付いた。
私的にはトプカピ宮殿は先日までオンエアされていた
トルコのTVドラマ「オスマン帝国・愛と欲望のハーレム」の
ロケセット、以前ひとり旅でイスタンブールをウロウロした時
何度も足を運んだ思い出の場所。
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