ギリシャ映画音楽集その3
死んでもいい (1962) :ミキス・テオドラキス
監督ジュールス・ダッシンが「日曜はダメよ」の後に
妻のメリナ・メルクーリと再び組んで発表したのが
やはり、昨日の「エレクトラ」と同じギリシャ悲劇 ”フェードラ”
義理の息子と姦通をする母の話。
此の息子役はアンソニー・パーキンス。
当時の海運王のオナシスとマリア・カラスの結婚に例えられた。
此のヴィデオにも出てくる暖炉の前の禁断のラブシーンは
映画ファンに語り継がれる有数な場面だ。
此の作品に音楽のミキス・テオドラキスは
愛のテーマとして”Agapinou”と言うスコアを書き
メルクーリの歌をはじめとして
様々なバリエーションを展開させている。
状況劇場の唐十郎は、余程此の曲を好きと見えて
芝居のクライマックスに今でも必ず此の曲を使っている。
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