2020年10月18日日曜日

ギリシャ映画音楽その11
Ζ (1969) / Mikis Theodorakis 
此の映画の監督は政治映画というジャンルを切り開いたコスタ・ガブラス。
ギリシャ出身、フランスでアンリ・ベルヌイユ等の助監督を経て
祖国ギリシャ軍事政権下の平和主義者の暗殺事件を題材に
政治という固い在在を、ベルヌイユ仕込みのサスペンス映画にした。
此れの作曲家ミキス・テオドラキスは先の軍事政権下
国を追われ、フランスに亡命していた人。
此の作品への想いは、その曲調に強く現れている。
結果、アカデミー外国映画賞、カンヌ映画祭審査員賞と評価された。





 

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