ギリシャ映画音楽集その1
Never On Sunday1960:Manos Hatzidakis
ギリシャ映画が日本へ配給された最初の作品かもしれない。
そして音楽を担当したのがマノス・ハジダキス。
彼は独学で音楽を勉強し、ギリシャのポピュラー音楽で
メリナ・メルクーリに曲を提供していた。
そのメルクーリと恋をした監督ジュールス・ダッシンは
所謂”ハリウッドの赤狩り”でアメリカを追われた人。
その恋人を起用して、作った映画が此れ「日曜はダメよ」
娼婦のストライキ?を明るく描いた此の作品は、
その主題歌とともに世界中で大ヒットし
此の映画は、アメリカとギリシャの合作だったので
その年のアカデミー歌曲賞を取り、
メルクーリは主演女優賞、ダッシンは脚本監督賞の候補となり
ジュールス・ダッシンはハリウッドに再評価されたわけである。
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