2020年10月19日月曜日

ギリシャ映画音楽集その12
「戒厳令」(1973) : ミキス・テオドラキス
コスタ・ガブラス監督の政治映画3部作になる此の作品は
主演のイブ・モンタンを前2作の被害者側ではなく
加害者側のC.I.A.の秘密工作員に仕立てた。
南米ウルグアイを舞台に何故、彼が誘拐されたか?を
描く謎解きのような作品であった。
此れにテオドラキスの音楽は、流石にギリシャ風ではなく
当時チリのアジェンデ政権に追われパリに亡命していた
フォルクローレ・グループ”ロス・カルチャキス”を起用し
南米風だが社会派作曲家テオドラキスらしい
熱い想いのこもった曲をつけられた。



 

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