2020年9月23日水曜日

”トランペットの哀愁”その7
さらば愛しき女よ(1975)音楽デヴィッド・シャイア
昨日の「チャイナタウン」はチャンドラー探偵小説の形式を
使ったものだったが此方は本物のチャンドラー原作
寡作で凝り性の監督ディック・リチャードが映画化した。
当時のLAを彷彿とさせる映像に、音楽もレトロなムードたっぷりで
此のオープニングは、ピアノに始まりトランペットが
フィリップ・マーローのテーマを奏でる。
しかし後半はよく聴くとアルトサックスになる細かい芸を
仕掛けている。
フィルムノワールらしく登場する”ファムファタール=運命の女”役の
シャーロット・ランプリングのテーマも悩ましくて素晴らしい。

 

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